きりたんぽ鍋の発祥、そして本場大館。
秋田の代表的な郷土料理として知られる「きりたんぽ鍋」。220年以上前に秋田県鹿角地方で、炭焼きや秋田杉の伐採のために山籠りする「山子」の保存食がその始まりとされます。秋田杉の棒にご飯を巻き付けて囲炉裏で炙って日持ちするようにし、味噌を塗って食べる他、狩猟したヤマドリやキジ、うさぎやキノコなどを使って鍋にしたとされます。※マタギ発祥等の諸説もあり
大館市では、ハレの日の家庭料理として食され鍋料理として普及。各家庭で代々受け継がれる「おふくろの味」でもありました。明治中期には、おもてなし料理として大館市内の各料理屋で振る舞われはじめ、大館市比内町特産の「比内地鶏」の旨味の強いスープときりたんぽをマッチングさせた現在のスタイルが確立されました。
そして、昭和36年の「まごころ国体」を契機に秋田の郷土料理として全国に広がることとなります。中でもここ大館市は、その味や具材、こだわりを現在まで脈々と受け継がれている「きりたんぽ鍋の本場」として知られるようになりました。
当店のきりたんぽ鍋
本場大館市の割烹ですので素材にもこだわっています。比内地鶏は「秋田県比内地鶏ブランド」として認証された品質の高い比内地鶏のみを使用。澄んだ自慢のスープはそのガラ100%のスッキリとした味わい。すべての具材が加わったときの美味しさは思わずため息がでるほど。きりたんぽはエコファーマー農家が作った秋田県認定 特別栽培米あきたこまちを使用。もちもちした手作りのきりたんぽです。
私たちが手間ひまを惜しまず丁寧にお作りする「本場大館のきりたんぽ鍋」。割烹仕込み・本物の味をぜひご賞味ください。